まただ
どうして、手に入らない。


また、手に入らない。
僕は君の心が欲しいのに。


どうして、そっちばかり向くの
ねえ、僕を見て、


顔を見せて
覗いてあげる


君の心を覗いてあげる
ほら、怖くないよ


ほら、同じ目をしてるだろ
絶望が入り混じった乾いた瞳


君も抱えてるんだろ
知ってたよ


大丈夫
怖くないよ


少しだけ、分けてごらん
荷物が軽くなるから


ごめんね
今まで、気づけなくて


ずっとSOS出していたのにね
ごめんね


ずっと寂しくて泣いていたんだよね
大丈夫


僕は大丈夫だから
だってアンパンマンだから


僕は大丈夫なの
僕は分けてあげる存在。


そういう役目なの。
そういうもんなんだよ


世界にはそういうルールがあって
僕は分けてあげる者


君の足りない物とか
欠けている部分、見せてごらん


ごめんね
こんなになるまで


もう大丈夫、
足りない物は僕が分けてあげる


もっと足りないなら、
僕が無くなるまで分けてあげる


僕を食べていいよ
そしたら、君の中で生き続けられる。


大丈夫なんだ
世界には僕みたいな分ける者がたくさんいるから


欠けているの者の数だけ
分ける者がいるんだ


だから、大丈夫
僕は君の分だから。


だ、い、じょ、。。。。ぶ
だ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、よ。


そして少女は少年を食べた
むしゃむしゃ、むしゃむしゃ ごくん。


「言う割に不味いな」
少女はポケットから出した煙草に火をつけ


どこかで食べた味だったな
でも、忘れた


そう言って煙を吐きだした。


ん?
ぺっ。


なーんだ、骨か
血なまぐさいな


でも、この匂い嫌いじゃない。


終わり。